【題名】
FANZA
唖
【趣旨】
失語の少女との交歓体験。
【ヒロイン】
幼少時に一族が政争で敗れた為に処刑された少女。
奇跡的に一命を取り留めるも、その時の傷が元で言葉を永遠に失ってしまう。
10年後に挙兵。
連戦連勝し王権奪還に成功。
権力を取り戻した姫君が、報復と同時に行なった事は性奴○伴侶の獲得だった。
喋れない自分を蔑まない、そして喋れない自分と心が通じ合える、そんな相手。
だからこそ、異邦人の貴方が選ばれたのである。
【キャスト】
声 乙倉ゅい
絵 皆仲笑歩
【章】
01.威圧 (01:55)
奴○との初対面。
不安半分の姫は視聴者を威圧する。
02.虐○ (16:23)
思い通りに意志疎通出来ないもどかしさから
姫は視聴者を虐○し始める。
03.享楽 (21:44)
一方的にセックスを謳歌する姫。
ひたすら快楽を貪る。
04.歓喜 (21:04)
視聴者に情が湧く。
一緒に居る事そのものが幸せ。
05.慈愛 (16:26)
真実の愛に目覚めた姫。
貴方を慈しむ。
この時間が永遠に続けばいいのに。
【おまけ】
収録前フリートーク
収録後フリートーク
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【タイアップ曲】
『桜一片』
歌唱 乙倉ゅい
真白真雪
輝月さくら
神代そら
島袋もか
友利まつり。
川乃瀬由羽
眠音りま
作詞 蒼き流星ボトムズ
作曲 蒼き流星ボトムズ
「廃帝」
古代。
大陸中央に存在した異文明間交易路に栄えた帝国の女君主。
女性が国家元首に就任する前例が皆無であった為、現代に至るまでその君主権は認められていない。
どう呼称すれば良いのか誰にも解らなかったので、支持者からは「姫」そうでない殆どの者からは「唖」と呼ばれた。
幼少時、謀反に遭って父王含めた一族が惨殺され、自身も身に二槍五刀を浴びた上で燃え盛る一族の遺骸に放り込まれる。
誰もその死を確信するものの、奇跡的に生き延びた。
以降、幼少時は辺境で武芸を磨きつつ雌伏の時を過ごす。
10年後、亡父の遺臣団を糾合して突如挙兵。
弓騎兵のみで構成された少数精鋭による電撃戦で王都を奪還し見事に一族の復讐を果たした。
政権掌握後は貴族権力の削減を統治方針とし、消去法的に共和色の強い撫民政策を濫発する。
その過程で科挙や普通選挙の原形的な制度を導入した為、(期せずして)後世において政治学の最重要研究対象となった。
先進的な登用方針により帝国の最大版図を築くも、貴族勢力の反発に苦しみ続けた。
幼少時に負った傷が原因で重度の言語障害を抱えており、ただでさえ不安定な立場をいっそう苦しいものにしていた。
知能的にもやや劣悪であり、感情の抑制が苦手な事も立場の悪化に繋がり続けたようである。
本人は周囲とのコミュニケーション不全を「言語と教育機会の喪失」が原因であると考えていたようだが、それらの悪条件を差し引いても政治的・対人的な悪手があまりに多く、多くの史書において『そもそもが君主の器では無かった』と評される事が多い。
凱旋式の日。
玉座の間に乱入してきた元老院議員達によって惨殺され、執拗に毀損された遺骸は首都の広場に長く晒されたと伝わる。
その最期に関しては喰い違う様々な記述が残るが、『奴○を庇って死んだ』との箇所のみが一致している。
暗殺事件の直後に招集された元老院会議において記録抹消刑に処されるも、同時代人が彼女への悪罵や呪詛をあまりに書き残し過ぎた為、皮肉にもこの時代の人物では彼女だけが唯一現代まで語り継がれる存在となった。
姫の殺害から数年で王国は滅亡し、同地方は諸民族の熾烈な争奪戦の舞台となった。
近世において大運河が開削したことにより大陸中央部そのものが交易ルートから外れた。
以後は地域全体が衰退の一途を辿り、やがては住む者すら絶えた。
現在、同地方は自然公園の名目で放置されている。